消費増税というものは男の満足に対してどのような影響をもたらすものか。
私たちは、あらゆる交通手段を駆使し場所を移動することで楽しさを覚え、旨いものを頬張ることで味覚を刺激され快楽を得、それらが満足に繋がっていると言えます。
消費税が増税されれば、私たちのこうした楽しみには少なからず影響があるでしょう。
人の満足に対して課税するのが消費税
あと数日後に消費税が8%から10%に変更になろうとしている休日の日にこの記事を書いています。
消費税とは(男の満足にとって)どんなものかを考えてみます。
私達は、物を買うことサービスを受けること、すなわち消費行動によって新しい物を得たり気持ちをリラックスさせる体験をすることができます。
そして、消費税はこれらの消費行動に対して課される税と言ってもよいでしょう。
勿論、生活必需品や規模の大きな物件にも課されますが、増税によって自ら節約行動をどこに向けるかとなれば、必需品よりも自分へ満足を与えてくれる効果のある支出を減らす行動に向くことは間違いなさそうです。
旅への増税
私がWebサイトを開設するときに選んだテーマの一つが、男は場所を移動することで満足を得ると言うこと。
行き詰まり思い悩んだときに、その場にじっと留まっていてはいけない。街を歩き、居場所を変えることで楽しさを見つけ実感しようというわけです。
今回の増税は勿論、旅の手段である交通や宿泊、街へでるために使う乗り物の燃料代へも追加で課されることになります。
食への増税
この度の増税では、食料品には軽減税率が適用され実質税率は据え置きになりますが、家で食事をすることに無類の快感を得られるといういざしらず、外での外食を多く楽しみたい人へとっては増税の負担が発生してしまうので影響は大きいでしょう。
メディアの街頭インタビューなどを見ていると、外食の機会を減らす、あるいは食べるメニューを安価な物へ見直すと答えている人が多いのがわかります。
よく考えて欲しいものです。
外食は、男の満足の2代要素を含んでいます。
場所を移動し非日常的な空間を体験する満足と、美味しいものを頬張り食を満たすといったほぼ全ての人に共通する満足が制限されることになるのです。
そんなことして後悔しないでしょうか。
外食を楽しむことは、増税があろうを他に何が降りかかろうと、この先も継続して積み重ねるべき満足なのです。
今後も満足を追求し続けるには
消費税のような税率の増減や物価の上昇などは、皆に平等に降りかかってきます。
しかし、それによってもたらされる心的、経済的な影響は人によって異なることでしょう。
よく言われるのは、金持ちには影響が少なくて一般庶民に対しては影響が大きいと言うことです。
こうした状況で、増税後にも満足を追求したい私たち庶民に必要なのは、「より良い物を見定める価値観」ではないでしょうか。
増税されたから、「しょうがないから金持ちにでもなろうか」とそう易々と金持ちにはなれそうにありません。
今までと同じ収入で安定を図る為の手段は支出を減らすことにならざるを得ません。
しかし、ただ支出を減らすだけでは私たちの満足は減少します。
要は、自分に対して確実に高度な快楽や満足度を与えてくれる物やサービスに対しては今まで通り対価を支払い、得られる満足度の少ない物に対しては支出を避けるという行動に徹っしようというわけです。
極端な例で言えば、家に持ち帰って食べる(楽しくない)食事を少なくし食事は外食にする。このことで受ける税率分の影響は食べる量を少なくすることでバランスを取れば少なからずダイエットにも貢献することになるでしょう。
やや単純すぎる考えかもしれませんが考え方の一例です。
食より楽しい娯楽を身につけるなんてのも良いでしょう。
それから、無駄な買い物をなくすために衣類や必需品を選ぶときに多くの時間を割くことも必要でしょう。
買って公開するような物を買わないというのは、大事な大人の習慣としてのテクニックではありますが、より徹底していくことも大切ではないでしょうか。
そして、こうした努力や思考の転換に大きなストレスを感じるなら、やはり個人の所得を向上させる何らかの手段をもつしかありません。
そんなときも、この先どちらの方向に舵を切っていくのが自分の生活に対する満足に繋がっていくかを充分考える必要があることでしょう。
避けて通れない増税にスマートに対応したいものです。